初診で来院される患者様の多くは、 疼痛や被せ物の脱離などを主訴として来院されます。まず疼痛の抑制や仮歯の装着など主訴に対して緊急・応急処置を必ずおこないます。
右下の奥歯が痛みと腫脹で来院されました。被せ物をはずして、洗浄し投薬しました。奥歯がなくよく噛めないのでこのさい全体的にしっかり治療したいということです。
患者さんは歯の欠損のほかにカリエス、根の病気、歯周病、噛み合わせの不調和などいろいろな問題があります。
検査結果の内容をもとに、現在のお口の中の問題点をご説明し、患者様のご希望を十分にお聞きいたします。 いくつかの治療計画を提示させていただき、ご本人が納得された上で治療を開始します。
口腔衛生指導、歯垢や歯石を除去し、むし歯、根の治療などを行います。
軽い段階であれば、この時点で治療が終わります。
初期治療を行った後、約1ヵ月後に再評価を行い、病状を改めて判断します。深いポケットがさらに残っている場合には、外科的治療を行って、ポケットを浅くする処置をすることがあります。術後の痛みはまず問題ありません。インプラント治療や再生療法もこの時期に行います。 患者様は上顎両側奥歯の外科治療をおこない、また下の両側の奥歯にインプラント治療をおこないました。
全顎的治療する場合や、歯の欠損が多い場合は噛み合わせにいろいろな問題点が生じ、適正な噛み合わせにしないといけません。プロビジョナルレストレーションという仮歯のようなものを口腔内に装着し治療していき、咬合の安定を厳密にチェックしていきます。歯を長持ちさせるためにいちばん重要な治療過程です。
治療結果を長持ちさせるには定期的なお口のメインテナンスが不可欠です。 ハガキなどで定期検診の時期をお知らせします。