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インプラント周囲炎の治療例

インプラント周囲炎になり、治る可能性が低い場合(グラグラ動く、骨との結合率が5ミリ以下)には早急に摘出することが大切です。再度インプラントを行うのであれば(インプラントリカバリー)そのときは骨を再生する(骨造成 GBR)治療法を行うことが必要になります。そのまま放置しておくと骨吸収が進み骨を再生する治療がより難しくなる傾向があります。

下のレントゲン写真はインプラント周囲炎になってしまった症例です。患者さんの希望によりインプラントリカバリーしました。 インプラントの位置や形態が悪が悪く、磨くことができなっかたようです。手前の自分の歯まで歯周病を併発し感染しています。

Before
Before

赤線が本来の骨の位置で、青の線が吸収してしまった現在の骨の位置です。

細菌感染により、インプラントだけでなく天然歯も骨がかなり吸収してしまった状態です。感染は下顎管(神経や血管がある)まで及んでおり、もっとはやい摘出が必要でした。インプラントと天然歯をつなげていることも摘出が遅くなった原因かもしれません。

Before

除去したインプラントと歯牙
  インプラント表面は感染で色が変化しています。

Before

骨の吸収が大きいため、骨造成(オープンバリアメンブレンテクニック)のみをおこない、期間をまってインプラント埋入しました。

Before

インプラント埋入時も骨再生治療(GBR)を併用しないといけませんでした。

Before
After
Before

骨造成をすることによって、適正な位置に埋入でき、お掃除しやすい形になっています。

Before

現在骨も再生し、歯肉も安定しています。このあと被せ物の治療にはいります。