上顎洞と抜歯した部位に骨がなくサイナスリフト・GBRで対応したインプラント治療
今日は、院長の江俣です。
最近このウェブサイトをご覧になり来院される患者さんのインプラント手術をさせて頂くことが増えてきています。少しでも皆様の不安を取り除くことができるような有益な情報を発信していきます。
今回は、最近のインプラントのケースについて紹介させていただきます。
この患者さんは約1ヶ月前に他院にて抜歯を受け、そこではインプラントは骨がまったくないため不可能だから入れ歯を勧められたそうですが、ご本人はインプラントをご希望になられて来院されました。CT検査をしましたら上顎洞との間に骨がまったくないため、1度骨造成をおこなったあとに上顎洞挙上術(サイナスリフト)をおこなう治療計画をたてました。
左上奥には骨がなく歯周病が原因で抜歯になったのでしょう。


CT検査の結果、一部分が上顎洞と間に骨がないことががわかりました。上顎洞の炎症は見受けられません。

CT像
一度抜歯したところに骨を造る治療を行ったあとで(GBR )、数ヵ月後にサイナスリフトとインプラント埋入を同時におこなうことにしました。

自家骨を移植

GBR(膜をつかった骨誘導法)
■サイナスリフト術中

レントゲンでもサイナスは挙上でき3本インプラントが埋入できました。