審美補綴治療 歯を抜く前に
みなさん こんにちは院長の江俣です。
今週は久々に銀座でおこなう勉強会に参加しました。そのあと懇親会に出席。
次の日が休日のためいつも定宿にしているホテルに泊まり、翌日はホテルの近くにあるタリーズで遅めの朝食をとりました。
屋外でコーヒーを飲んでると心地いい風が流れてきました。この時期は1年で一番良い季節ですね。
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では歯科の話にしましょう。
昨日は前歯を抜くことになり、その後セラミッククラウブリッジンで審美補綴治療をおこなった患者さんの治療が終わりました。
歯を抜く(抜歯)のは本当にいやですよね。特に前歯は、歯を抜いた後、骨が痩せたり、歯肉が凹むため見栄えの悪い歯(ブリッジ)が入ると本当に困ります。
でも今の歯科技術は進歩していて、歯を抜く前に準備すれば、綺麗な歯が入れられますし、条件さえよければ抜歯したその日に、インプラントも入れることもできます。
そのために
1歯を抜いた後、周囲の骨や歯肉が痩せないような特殊な薬を用います。
2抜歯する前に型取りした模型から、歯を抜いた状況を想定して仮歯を作って用意しておき抜歯と同時に仮歯をいれて歯肉の陥没を防ぎます。
では昨日来院した患者さんの治療例を紹介します。
Before
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根が割れてしまい歯肉を腫れて来院されました。 |
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歯を抜いたと同時に特殊な薬を用い仮歯をいれます。 |
After
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前歯にきれいなセラミッククラウンブリッジが入りました。 |
抜歯してきれいな歯を入れるためにはただ抜くだけでなく抜歯前の準備が重要なんです。



