外科科的歯内療法(マイクロサージェリー)の集中トレーニングコース
皆さんこんにちは。院長の江俣です。
先日はペンシルバニア大学キム教授の外科科的歯内療法(マイクロサージェリー)の集中トレーニングコースを受けてきました。日本でキム教授のマイクロサージェリーが受講できるとは本当に幸運でした。ただ私が不在で患者さんにはご迷惑をおかけしました。
外科的歯内療法(マイクロサージェリー)はあまり聞きなれない言葉だと思います。これは精密根管治療(歯の中の神経の治療)をしても汚れの30パーセントは取り切れないといわれています。そのため歯の中だけの治療ではなく、歯茎の外からの顕微鏡(マイクロスコープ)を使った手術が必要となってきます。
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宿題として20本ほど抜去した歯牙を使用して根管拡大して根管充填処置をして送らなければいけませんでした。実習で抜去歯牙を根管充填したものを使用して根尖部の外科実習をマイクロスコープでおこなうためです。休診日や診療後におこない、これが結構大変な作業でしたが、自分のトレーニングにはとてもよかったです。20年数年臨床をやっていますがこんなに抜去歯で根管充填したのは始めてでしょう。
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.20年前の根管治療と今の根管治療はまったく別物です。
キム先生が従来と歯内療法が変わったことを以下、列挙しました。
1 マイクロスコープ
2 ニッケルチタンローターリー器具
3 超音波による形成
4 MTAセメント
5 コーンビームCT
しかし、ラバーダムのような唾液を排除する行為を行わないとすべてが無駄になってしまうと力説してました。
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マイクロスコープは一番重要なのはポジショニングです。マンツーマンで徹底的にポジショニングを教えていただきました。
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最後にキム先生は「慣れ親しんだ技術を捨てる勇気がないと新しい技術を吸収してものにすることはできませんよ」と言われた言葉が印象に残りました。
外科的歯内療法(マイクロサージェリー)は根管治療で治せなかった歯の大切なオプションとしてこれから重要になるでしょう。
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